追記


バックアップHDDに復元した Windows 2000 を削除してしまう前に、元の環境の復元状況につきもう一度確認してみました。



Windows 2000 の設定

通常使う機能について試してみた限りは、従来の設定をそのまま引き継いでいるようです。



@ ユーザー・ログオンについては全く問題なく、パスワードも元の設定が引き継がれています。

自動ログオンの設定についても元のままです。



A フォルダの共有設定についても元の設定が引き継がれています。



B ログ・ファイルの中身も記録された状態で引き継がれています。



C デスクトップ表示も元のままですが、唯一タスクトレイ上の 「ネットワーク接続状態の表示」 だけは元の 「オン」 の状態が 「オフ」 になってました。ただしこれは内蔵LANアダプタのドライバーが引き継がれなかったことによるものと思われます。



デバイス・ドライバー

普段使う外付けのデバイスについて試したところ以下のような結果でした。どうも Windows 2000 の標準ドライバーを使うデバイスについてはそのまま使えますが、そうでないデバイスについてはドライバーの再インストールが必要、といった感じです。



@ 何もしなくても使えたデバイス
  • ウルトラベイ 2000用のDVDドライブ
  • USB FDD
  • CFアダプタ



  • A Windows 2000 の標準ドライバーが自動インストールされたデバイス
  • ウルトラベイ 2000 用のFDD



  • B 手動でデバイスドライバーをインストールしたデバイス
  • 液晶ディスプレイ
  • 内蔵LANアダプタ
  • 無線LANカード



  • アプリケーション設定など

    主なアプリケーションについても試した限りでは元の設定が引き継がれているようです。ただし、復元の際に同名ファイルの上書きはされますが、ファイルの削除はされないため、Windows 2000 にデフォルトで含まれる余分なファイルは残ってしまいます。



    @ Internet Explorer の設定は引き継がれいました。キャッシュもそのままです。ただし、お気に入りには Windows 2000 にデフォルトで入っているファイルが残ってしまいます。



    A Outlook Express のアカウント設定・パスワード・オプション設定なども引き継がれていました。



    B 無線LANカード用のクライアントマネージャーについては、無線LANカードのドライバーが手動再インストールになった関係で ESSID の再設定が必要でした。



    C その他のアプリケーションについても調べた限りにおいては設定が引き継がれていました。